購買職に必要なスキル５つは？

 

こんな悩みを解決します。

結論として、購買には、５つのスキルが必要です。

本記事の内容
・購買職に必要なスキル５つ

 

このブログを書いている人

購買の仕事にはどんなスキルが必要でしょうか？

購買職はモノを買う仕事です。
企業の活動には必ず仕入れがあります。仕入れはコストの大きな部分を占めるので、購買というのは企業活動にとって大事な役割を果たします。

ただ、購買の仕事についている人は少なくて、なかなかイメージがつかないですよね。どんなスキルがあればいいのか？もわかりにくいです。

イメージがしやすいように簡単に購買の仕事のプロセスについて解説しておきます。
（すでにご存知の方は、必要なスキルのところに飛んでください）

購買の仕事は、下記のようなプロセスがあります。

仕様確定、仕様受領	購入品の必要な仕様を決めます。必要な仕様を情報として得ます。
見積もり	必要な仕様に合わせて、価格を見積もりを依頼します。
価格査定	出てきた見積もりに対して、価格の妥当性を検証します。高いか安いか判断します。
価格交渉	妥当な価格まで交渉します。
価格妥結	交渉を妥結させsます
発注	妥結した価格と納期で発注します

 

これらに関係する仕事で、
購買職に求められる５つのスキルがあります。

 

購買職に必要な5つのスキル

 

順番に解説します。

１）複数の関係者と関係をつくる力

購買職は、社内や社外の関係者と良好な関係を作る力が必要です。

なぜなら、購買の仕事をするときに、社内の人との調整や、コミュニケーションしつつ、社外の協力メーカーや営業担当者とのやりとりを行う必要があるからです。

周囲にいる人と、人間関係を作る力が必要です。

 

２）問題解決能力　答えを知っている人にアクセスできる力

問題が起きた時の解決能力が必要です。

購買職では、様々な問題が起きてきます。納期調整であったり、購入する商品の査定、背景となる情報収集、大小様々な問題が起きます。

自分で全て解決できなくてもOKで、答えを知っている人にアクセスできることが大事です。いかに普段周囲の人たちと人間関係を構築しているかが鍵となります。

購買の仕事をしている人は、いつも誰かに何かを聞いています。

 

３）パソコンスキル

購買の仕事では、パソコンスキルが求められます。エクセルなどで購買情報を分析したり、整理することがあるからです。実際に購入したデータを比較したり、データを比較して検証したりします。その時にパソコンのスキルが必要です。

これらは、後からでも勉強すれば身に付けることができます。

４）交渉力

購買職には、交渉力が必要です。

なぜなら、実際に購入価格を決める際に、交渉が必ずあるからです。相手の話をきちんと聞いて、自分の希望を伝える。折り合いをつけて妥結点を決める。そうした交渉する力が必要になります。

交渉力＝「話すことが得意」である必要はなく、相手の話を聞いて、自分の求める点との妥結点を決めることが重要です。

実際に11年仕事をしている中で、話すのが得意な人よりも相手の話を聞いたり情報収集を徹底的にやる人の方が交渉上手でした。

交渉力は必要です。

５）情報収集・分析力

購買の仕事には、情報取集や分析力が必要です。

なぜなら、実際のモノを購入するにあたって、比較するときにも価格を決めるときにも情報を把握・分析することが必要だからです。

交渉や問題解決にあたって、必要な情報を自分で収集したり、分析する力を持っていることが大事です。

例えば、ある商品を1000円で購入している場合で、別の商社から900円で買えることがわかったら、別の商社から買うことになります。情報を収集しなければわからないことがあります。

購買の仕事においては、情報を収集する力が必要です。

普段から、情報収集力を上げておくのがオススメです。
例えば、google アラートというgoogleの機能を使えば、
登録した単語に関連した記事をgoogleが自動で収集してくれます。

まとめ

購買職には、以上の５つのスキルが必要です。これらのスキルがあれば、購買の仕事を行えます。ただこれらのスキルは、他の仕事についている人でも身についていますし、後からでも身につけることができます。

例えば、優秀な営業担当だった方であれば、１）〜５）のスキルを自然と身についていらっしゃることがあります。

実際に営業担当から購買に変わられた方も職場でたくさんいました。また、これらの力は、私のように新卒から入っても、仕事をしながら身につけることもできます。