今回はこんな悩みを解決していきます。
・追加投資の始め方、いつ始めたらいいのかがわかる
こんにちは。tomoです。
結論からですが、家計管理が行えれていれば、すぐに始めて大丈夫だと考えられます。
最初に、この記事の質問してくださった方の前提として以下の点が挙げられます。
・積み立て投資する上で家計に余剰資金があるもしくは貯金ができている。
・生活防衛資金になるような生活費数ヶ月分以上の貯金がある。
・NISAでオルカンに積立投資している。
上記のような前提がある方は、
1ヶ月の生活費の中で、投資に回す金額や、食費などの家計管理が行えていると思います。
家計管理が行えている方であれば、
NISAで最初に設定した金額から、金額を増やすことはいつでも可能だと思われます。
オルカンやその他の投資商品に追加投資を始める際に、以下の点を考慮すると安心して投資を続けられるでしょう。
リスクの理解
オルカンは全世界の株式市場に分散投資するインデックス型投資信託ですが、完全にリスクがないわけではありません。株式投資には市場の変動によるリスクが伴うため、過去のリーマン・ショックのように大幅な下落が起こる可能性もあることを理解しておきましょう。ただ、長期的な視点で見れば、右肩上がりに株価は推移するので、長い目でみましょう。
長期的な視点
投資は長期的な視点で行うことが重要です。短期的な市場の変動に焦らず、長期的に見ると世界経済は成長し、株価も上昇する傾向があります。積立投資を長期にわたって続けることが成功のカギです。
今後短期で使うお金はないか?
15年以上使わないお金であれば、投資に回して問題がないですが、
例えば3、4年以内に使用する予定があれば、そちらは現金でお金を貯めておくようにしましょう。
短期間で使用する用途があれば、暴落時に損することがあるので、現金で備えましょう。
リスク資産への投資割合をみる
(360万円を1つの単位に)
リスク資産への投資割合を確認しておくことも大事です。
「ほったらかし投資」という本の中で、楽天証券の故山崎元さんは、世界株のインデックス投資の場合は最悪、「投資金額の3分の1」を1年で失う恐れがあると言います。
リスク許容度を考える際には『360万円』をひとつの単位にして考えられます。
老後を30年とすると、「老後の生活費が月1万円減っても大丈夫」と思える人は、30✖️12=360万円までの損が許容できることになります。
その3倍の1080万円がリスク資産に回せる上限額となります。
それ以上の額を投資するとリーマンショックのような暴落で大きな損失が出ると耐えられなくなるリスクがあります。
これらの点を考慮し、長期的な視点で投資を続けることで、金融市場の不確実性に対してより安心して対応できるでしょう。