・購買の仕事に新卒に配属になりましたが、向いてないと感じます。
・営業や購買など、社外の人と日々交渉、接待、時には口喧嘩をする様な仕事が私に向いているとは思えないです。
向いていないのは、どうしたらいいのでしょうか?
こんな悩みを解決します。
・新卒で購買に配属され、「向いていないな」と思ったらやるべきことは3つ
・コストダウンの担当から、工場設備の購買、材料の購買、工場備品の購買、購買と同時に生産管理の仕事も担当していた経験があります。
・数千万単位のコストダウンや通信サービスの全社導入も担当しました。
・過去繁忙すぎて、鬱症状になりかけましたが、周囲の協力も得て復活しました。
新卒で購買に配属される大変さ
新卒で入社して購買職に配属されると、いろんな板挟みや仕事に追われてしまって大変ですよね。私も、新卒で購買に配属されて、かなり大変でした。
自分の部署には当然自分より先輩しかいませんし、購買部門には、結構年配の人が多いです。相談もしにくいです。
営業担当も、設計も、経験がある人ばかりで、自分には知識がないので、話していることはちんぷんかんぷん。わからない単語ばかりが飛び交います。
そんな中で、設計担当や営業担当の意見が食い違ったり、板挟みになったり、価格交渉はあるし、どんどんくる納期に追われたりします。
発注期限があるのに、なかなか上司の決裁がおりなかったり、上司が納得しないから、納期がない中で、営業担当にもう一度話してみたりします。
新卒で配属されると本当によくわからない中で購買職ってかなり大変です。
「自分は購買に向いているのだろうか?」
「もっと話し上手で交渉が得意な人がやるべきではないのか?」
そんな風に思うこともあると思います。
根本的な原因は、配属の仕組みによるアンマッチ
こうした配属のズレが起きる根本的な原因は、会社の配属の仕組みによる要素が大きいです。基本的に会社の配属は、各部門の希望を聞いて、必要人員をマッチングすることが多いです。
つまり、「人が足りていない」という状況が先です。
その上で、新入社員の中で、一番適性がありそうな人を必要部署に配属します。あなたが購買に配属されたのは、あなただからというよりは、購買部門に人が足りていないというのが実態です。
新入社員の中で、一番適性があったということなので、働き出してみて、少なからずマッチングが合わない可能性があります。こうした状況は、どうしたらいいのでしょうか。
あなたが、本当に「購買に向いていないなぁ」
「どうしてここにいるんだろう」と思ったらやるべきことは3つです。
1)会社の上司や人事部に相談
2)異動届が出せる時期を待とう
3)転職をしよう
これらの3つのメリットやデメリットなども含めて、順番に解説します。
1:会社の上司や人事部に相談
購買の仕事が向いていないなと感じる場合は、会社の上司や人事部に直接相談するのが1つの方法です。なぜなら、適性がない部門で働くのは会社にとっては損失だからです。
メリット
きちんと辛いことを話したら、異動の希望が叶う可能性があります。
会社側としても適性がないところにずっと働いてもらっているよりも、適性がある部門で働いてほしいものです。あなたが感じている現状の向いていない点をきちんと話しましょう。そうすれば異動が叶う可能性があります。
デメリット
会社側は、あなたの人柄や能力を見て、購買職に対しての適性を見出して配属しているので、あなたの要望を聞いたら、少しわがままだと思われるかもしれません。
ただし、どうしても合わないなと感じる場合は、上司や人事部に打ち上げましょう。あなたが言わないと気づかない場合もありますので、言うようにしましょう。
2:異動届が出せる時期を待とう。
2つ目の方法は、異動届を出せる時期まで待ちましょう。企業には必ずローテーションがあります。数年間働けば、次への異動が叶う可能性があります。
メリット
会社の制度にもよりますが数年後には異動希望が通る可能性があります。
上司や人事部に対して波風を立てることなく、制度として移動することができます。
デメリット
異動希望や、異動届が出せるまでは、しばらく待たないといけないです。数年は我慢しなきゃいけないかもしれません。
そして、異動できる時期は、確約があるわけではなく正確にはわからないです。
待っていたが、異動できなかったという可能性もあります。
全ての要望が叶うわけではないかもしれませんが、希望を出さなければわかりませんので、希望を出すようにしましょう。
3:転職をしましょう。
3つ目の方法は、転職をするという方法です。第二新卒枠で転職をすれば希望した仕事に応募できます。第二新卒枠で転職を考えましょう。
メリット
早い段階で第二新卒枠で転職を行えば、ほぼ新卒と変わりなく希望した仕事に直接応募できます。3年や5年も待つこともなく転職することができたら貴重な時間を無駄にすることはありません。
デメリット
すぐに転職をする場合にはなぜ転職することを希望しているのかを説明することになります。きちんと理由を話せるようにすれば問題ありませんが、その点は抑えておきましょう。
本当に合わないなと感じたら、「自分に合う場所」を見つけることも大事なことです。働いてみて感じる適性もあると思いますので、「合う場所」を見つけて行きましょう。
まとめ
購買の仕事に向いていなと思ったらやるべきことは3つです。
1)会社の上司や人事部に相談
2)異動届が出せる時期を待とう
3)転職をしよう
これらの選択肢のうちで、転職を考えるなら、早い段階にやりましょう。
向いていないなと感じて、辛い購買の仕事をやっていると、だんだん転職しようという選択肢を選ぶことができなくなります。気になる求人を見ておいて、元気なうちに選択肢を増やしておきましょう。
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