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未経験でも、営業から購買への転職は可能な3つの理由
結論、未経験でも営業から購買は可能です。
理由は3つです。
未経験でも、営業から購買への転職が可能な3つの理由
理由① 購買への転職者は未経験の人が6割そのうち1割が営業
理由② 営業での経験が活きるから
理由③ 購買で必要な資格がないから。
理由① 購買への転職者は未経験の人が6割 そのうち1割が営業経験者
DODAの情報によると、購買への転職者の6割以上が未経験者です。そのうち、1割が営業経験がある人です。
転職前の職種(上位5つ)
1 購買・資材調達 36%
2 電気メーカーの営業 8%
3 貿易事務のアシスタント 7%
4 倉庫/物流/在庫管理 5%
5 化学・素材メーカーの営業 3%
これを見ると、 購買・資材調達だった人36%です。64%の方が未経験です。未経験の人の方が多いです。また、営業経験がある人は、11%います。
私は新卒で購買の仕事を11年しています。
転職されてくる方や異動して購買にくる方のほとんどは、購買経験がない人でした。
営業の方や生産管理をされていた方が多かったです。営業経験していた方は、全体の約2割ぐらいでした。
購買が未経験でも、その人たちの業務上、全く問題がありませんでした。むしろ、前職の経験がある人の方が、経験を生かした購買業務を行えていましたね。
理由② 営業での経験が活きるから
2つ目の理由は、営業での経験が活きるからです。営業と購買は逆の立場になり、営業の思考があると交渉を進めやすいからです。
購買は、物を買う仕事です。
相手の会社の営業担当者と会うことになります。営業経験があると、営業担当者が考えていることがよくわかります。
例えば、
・これ以上値引きできないと考えていたり、
・もう少し下げられる余地がある。
・他の部分で売り上げを伸ばしたいと思っている。
営業担当じゃないとわからないことが営業の経験から察することができます。
実際に、私が一緒に仕事をした購買で営業出身の方がいました。その方は、営業担当者が何を言わんとしているのかをよく掴んでいました。
同時に、営業担当にとって必要な情報も時折伝えていて、上手に営業担当と付き合っているのが印象的でした。
このように、あなたが営業として過ごしてきた経験は、購買で生かすことができます。
理由③ 購買で必要な資格がないから。
3つ目の理由は、購買業務に必要な資格がないからです。
経理や知財などは資格が必要なイメージがあります。しかし、購買担当は必要な資格はありません。基礎的なスキルがあれば、誰でもがなることができるからです。
資格がなくても、業界の知識や交渉の仕方、コストダウンの手法を後から学べば問題ありません。
ここまでは、3つの理由で、営業から未経験で購買になれることをお伝えしました。ただ、購買になる上での注意点があります。
購買になる上での注意点
購買になる上での注意点は2つです。
①購買ではコストダウンが求められる
②購買品目(付き合う相手)をきちんと選ぶことが大事
注意点①:購買ではコストダウンが求められる
営業では、売上げを求められますが、購買ではコストダウンを求められます。
なぜなら、購買の仕事はいかに安く必要なものを必要な時に買うか?だからです。
私自身も11年購買を経験していますが、毎年コストダウンの数字がありました。どれぐらいコストダウンできたか?が成績の1つの指標になりました。
コストダウンの目標金額達成できるのかな?っと不安になるかもしれません。
購買のコストダウンは、部署内で毎年行われている場合、営業と違って部署内での同じ手法を踏襲することでクリアできる可能性が高いです。
私自身も部署内での手法を学び、達成することができて来ました。
注意点②:購買品目(付き合う相手)をきちんと選ぶことが大事
購買は、何を扱うかによって大きく変わってきます。直接材(材料)と間接材(材料以外)でも大きく違います。自分が扱いたいアイテムをその会社が扱っているかをきちんと見ておきましょう。
買う品目=あなたが付き合う相手になります。
例えば、自動車メーカーの購買担当でも、材料を扱う担当もいます。文房具や旅費などの間接費用を扱う担当もいます。
材料を扱うとしたら、金属のメーカーや、金属を扱う商社があなたが付き合う人です。
文房具や旅費を扱うとしたら、文房具メーカーや、旅行代理店があなたが付き合う人です。
自分が何を扱いたいか、どんなものを買う購買担当なのか?をきちんとみましょう。
まとめ:未経験からでも購買への転職は可能です。経験を生かしましょう。
この記事でお伝えして来たように、営業から未経験からでも購買への転職は可能です。転職した人の6割以上が未経験です。そして、営業経験は、逆の立場の購買で活かせます。
転職の前に、自分がどんな商品の購買担当になるのが希望なのか?は、きちんと見ておくことが大事です。
購買への転職は、自分の志向にあわせて求人を紹介してくれるエージェントタイプがオススメです。
・どんな人が転職してうまくいったのか?
・どんな購買品目(=付き合う相手)になるのか?
そんな相談にも乗ってくれるので、求人広告の紹介だけではない良さがあります。実際に求人広告を見てみて、判断するのが、一番です。
購買への転職を考えている場合は、まずはエージェントに登録をして判断してみましょう。
登録自体は無料でできて、リスクはありません。
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